最終更新日 2024年10月21日 by ologic
世界でテロがなくならない理由とは?
世界でテロがなくなることは簡単なことではないといえます。
なぜなくすことが難しいことであるといえるのでしょうか。
そもそも、各国で起こっている紛争というのは、影響がどうあれ宗教が関わっていることが大きな要因の一つとなっています。
実際に、中東では宗教に関連する問題で既に数千年以上もわたって戦争を行っていますので、宗教上のトラブルによって世界各国でテロが起こっているという状況を見逃すことができません。
こういった、宗教上の考え方というのは世界的には当たり前になっていますが、日本にとってはあまり馴染みがないことであるといえます。
そのため、日本ではなぜテロが各国で生じているのかということを俯瞰的に考えることができない状況に陥っています。
実際に、海外に行って宗教に関して無頓着のことをいってしまうと、それだけでトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
海外に旅行に行って宗教上のトラブルに巻き込まれてしまって、不慮の事故に陥ってしまった人たちも少なからず存在します。
宗教の問題は日本人が考えているよりシビア
元々、宗教上の考え方で多くの宗教を世界中から受け入れているのは日本ぐらいしかありません。
日本は、様々な国から宗教を取り入れて良いものが良いものとして受け入れているという文化的な背景が存在しています。
それぞれの宗教を受け入れて、様々な立場の人たちの考えを許容しているという文化的な側面がありますので、日本国内では少なくとも各国で起こっているような宗教上のトラブルというのは、ほとんどない状況にあります。
一方で、外国というのは世界史的に見ても宗教上の問題によって国家の分裂が起こってしまったり、戦争が起こってしまったりするということが珍しくありません。
近年で立ち上げられているテロ組織などを見ても、国家と戦いながら勢力を大きくしているところも数多く存在します。
そして、こういった宗教上の問題に外国諸国が絡んでいくことによってより大きな問題として発展しているという事情があります。
宗教戦争は各国が破滅の道を歩む危険性がある
本来ならば、日本のように様々な宗教を受け入れてそれぞれの文化を尊重するという考え方が大切なのですが、こういったものの考え方はむしろ珍しいものの考え方です。
世界では、自分たちの考えこそが正しいというものの考え方がまかり通っていますので、そういった主張を国同士で行うと必ず摩擦が生じてしまいます。
どちらかが譲歩したとしても将来的にまた問題が再燃して紛争や戦争を繰り返してしまうということが、既に何千年も起こっていますのでテロがなくなることが難しい現状になっているといえます。
現実的に考えても、宗教戦争によってどちらが正しいのかということを最後まで行なってしまうと各陣営ともに多くの被害が出てしまうという背景も存在します。
例えば、大国のアメリカは多民族国家であるため様々な宗教を受け入れているようにみえますが、実は特定の宗教に対しては非常に敏感になっていて、他に入国する時であっても非常に厳しい目で安全かどうかなどということがチェックされます。
アメリカは被害の対象にあいやすい環境にあるため、特に厳しくなっている傾向もありますがこれは各国でも同様の状況です。
日本人は、特に宗教的な考え方に関して鈍感であるため、日本国内で良いと思っていることであっても、外国であっては全く良くないということも珍しくありません。
むしろ、日本国内の常識が各国にとっては常識ではない位の考え方でないと紛争に巻き込まれてしまう可能性もあります。
それくらい、宗教に関連する問題というのはシビアになっていますので、そういった宗教上の考え方や文化的な側面が存在する限りはテロをなくすことは簡単なことではないといえるでしょう。